「4000週間」あなたはどう使う?
「限りある時間の使い方 人生は『4000週間』あなたはどう使うか?」は、オリヴァー・バークマンによって執筆された、時間の価値と活用方法についての啓発的な書籍です1. 本書では、人生の長さを4000週間という時間枠で表現し、その貴重な時間をどのように使うかについての洞察や戦略を提供しています。著者は、人生を4000週間という限られた時間で表現することで、読者に人生の短さと貴重さを改めて気づかせます。この概念は、読者にとって時間をより意識的に使うきっかけを提供し、より充実した人生を送るための動機付けを促すものとなっています2。人生はたった4000週間。その限られた時間を、最高の人生に変える方法を探求してみてはいかがでしょうか? (↑専門家のコメント)
ある会員からおすすめされた一冊です。
筆者は週末に読ませていただきます。仕事の悩みなんかフイっとなくなることを期待して‥
冒頭に記載のとおり「短い人生、より時間を有効に使って満ち足りた人生を…」といった啓発本をイメージしていたが、さにあらず。
挿話にこんなものがあった。
メキシコの漁師が1日2~3時間ほどしか働かず、太陽の下でワインを飲んだり友達と楽器を演奏したりして過ごしている。それを見てアメリカのビジネスマンは漁師に勝手なアドバイスをする。もっとたくさん働きなさい、そうすれば利益で大きな漁船をたくさん買って、他人を雇って漁をさせ、何百万ドルも稼いでさっさと引退することができる。」それを聞いた漁師は引退して何をするっていうんだ?」と尋ねる。ビジネスマンはそれに応えて言う。「太陽の下でワインを飲んだり、友達と楽器を演奏したりできるじゃないか。」
人生4,000週、すでに3,500週を使った。残る500週をさてどう生きていこうか。
ちっぽけな自分。誰も気になどしていない。気にしているのは自分だけだと気づく。安心するために誰かに認めてもらおうという試みははじめから無駄で不要だと分かった。誰に認めてもらわなくても自分はここにいていい。
父母がいてそのまた父母がいて・・永遠に続いて遥かいにしえに血縁は遡る。と考えると自分の存在は「奇跡」といってもいいのだから。生きていけばそれでいい。読み終えてそう思いました。
石井
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