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  • 執筆者の写真石井 力

レアメタル採掘と環境破壊 (OGからのメール)


石井力様

 私は南米のチリとボリビアのアンデス山脈の高地に長期滞在しておりまして、その地域の地下にはレアメタルの鉱脈が眠っています。しかしレアメタルを採掘するには大量の水に溶解させて、溶けだしたその溶液からレアメタルさを抽出するそうで、その際に排水された汚水は下水に廃棄されてしまう訳で、その地域一帯が乾燥して使い物にならない塩土となり環境が破壊されてしまいます。

ですから、左派政権のボリビアではウユニの景観を保存するためにその地域でのレアメタル採掘をずっと禁じてきました。

石井様のおっしゃる「身近な社会貢献」の記事は、途上国の環境を保全するための極めて重要な作業だと言えます。

<仏文卒OGから>





ボリビアの位置


美しい国 ボリビア



採掘と製錬に伴う環境汚染

レアメタルの採掘と製錬に伴う環境汚染は深刻です。


採掘過程で排出される化学物質が適切に処理されないと、土壌や地下水などの汚染に繋がります。

(個人的には適切な処理は行われていないと思われます。規制の甘さ、さらには Profit Priority

 採掘により地中に埋まっている有害物質も一緒に掘り出され、地下水などに流れ込むことで農作物や河川などが汚染されてしまいます。(自然のまま地中にあれば問題はありません。)

古くは教科書に1行書いてあった足尾銅山鉱毒事件、少年時代にTVが盛んに報道していた神岡鉱山からの汚染水⇒イタイイタイ病がその代表的な事例として日本でも起こりました。

我々の生活に必要な金属を取るために行われるレアメタル採掘・製錬は、一方で産出地域に悪影響を及ぼすリスクが非常に高いと知りました。採掘による有害物質は採掘を終えたらなくなるわけではありません。その後もしばらくは有害物質が地下水や河川などに流れ出続けてしまいます。


都市鉱山と呼ばれる取組み

レアメタルの採掘は、我々の生活に必要な金属を取るために行われています。

スマホや家電などの電子機器で使用されるレアメタルですが、それら電子機器が廃棄されるときにレアメタルも廃棄されてしまうのでは資源が無駄になってしまいます。そこで、廃棄される電子機器からレアメタルを取り出す取り組みが行われています。「捨てられた電子機器が山と積まれていて、そこから資源を取り出す」というイメージから都市鉱山と呼ばれています。


♦スマホのリサイクルから始めましょう。

携帯電話の回収を行っているところ

各市区町村など自治体や、家電量販店などのお店でも、古い携帯電話を回収しています。

♦パソコンならば

障害を持った方々の「都市鉱山の取組」基盤ネットワーク 045-306-6382に相談


【ご参考】レアメタルとレアアース


どちらも主に機械類の製作に必要になるものですが、希少だと判断される「非鉄金属」「希土類」の31種類が「レアメタル」と呼ばれており、更に希少となる17種類の希土類の総称が「レアアース」です。



広報 石井









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