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保谷の猫(わんにゃんシリーズ3)

更新日:2023年10月30日




ミーチャン



千葉県船橋から通学しておりましたが、途中から保谷市にアパートを借りて2年次から独り暮らしを始めました。


ミーチャンはアパートの大家さんちの猫です。


美人で毛づやも良くかわいい猫の標本のようでした。


私の部屋は2階でしたが度々訪れ泊まっていってくれます。毎晩ミーチャンの訪問を心待ちにしておりました。






ケーチャン


棄てられた子猫です。

保谷駅からの帰り道、一体何がいるのかはじめは分からないほど小汚い猫でした。

車にひかれたのかカラスに突つかれたのか右の足が剥げて出血しています。

急いでアパートに連れ帰り消毒してタオルケットにくるんで寝かせました。



二日間何も口にしませんでしたが三日目の夜中になって猛烈に食べている音がキッチンから聞こえてきます。あーこの子は助かるなと安堵しましたがミーチャンも来るしで、はてどうしようかと。


心配は杞憂でした。二匹は互いの境遇を理解しているかのように争うこともなくエサを食べ、夜は仲良く私のベッドで寝るのです。ミーチャンは行儀よく朝帰り、ケーチャンは私を見送ります。時々野生に戻って鳩など持って来ることだけは勘弁して欲しかった。やがてケーチャンは駅までの途中決まった場所までお見送りするようになりました。

まるで車が急ブレーキをかけたようにスタッと止まるしぐさが何とも可愛らしい。


私は法学部でした。サークル・飲み会・試験前の勉強とそれなりに忙しい学生時代でした。彼氏もできました。部屋には猫もいます。就職さえまともに決まれば言うことなしのキャンパスライフでした。


4年の夏休み、突然ケーチャンは帰って来ません。どこを捜してもいません。しばらくは悲しくて悲しくてどうにもなりませんでした。今でもケーチャンの黒が斜めに入った小さな顔を忘れることはありません。




町田立教会から特別にパスワードを配布していただき時々ホームぺージを訪問しています。卒業して40年以上経っても母校を思い出させていただいて感謝しております。イベントの準備などボランティアで携わっておられる方々はさぞかし大変だろうと思います。人さまのお役に立つため、自身も楽しむために、それなりに充実されているようで羨ましく感じております。また私よりずっとお若い平成世代の校友が何人もおられ楽しそうにお座敷で飲み会をしている様子もいい感じです。


しかし大学卒業生オールの同窓会をまとめ、参加者が満足し同窓会としての役割、例えば大学への貢献を果たしていくためには様々なご苦労があるのでしょう。リーダーに余裕があって情熱もあって、やる気がなければ活きいきと活動を続けることは難しいのだろうと思います。昭和の時代は余裕さえあれば思いを合わせてボランティアが今より容易にできたのかも知れません。私は比較的大きな規模の高校在京同窓会、地域の自治会の役員を何故だか仰せつかっておりますが、これら無償の活動に時間を費やすことへの抵抗を持つ若い人達は多いです。この間までフルタイムで仕事をしておりましたので彼らの心情は理解することができます。子育てや仕事、そして親の介護など、取組むシビアなテーマが彼らには多いのです。

若い人達に関心を持って出来る範囲で活動に参加していただくためには、行きつくところ、推進する人やそのチームの魅力・人間力は欠かせません。あの人がやるなら手伝いたい、なんだか楽しいし、やりがいも感ずる。ビジネス抜きの団体はそれでもっているような気がします。


担当者の方々のご努力に敬意を表します。今後も蔭ながら応援してまいります。がんばってください。



横浜市都筑区在住 S55 池田有子





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立教大学校友会本部から各立教会からのお知らせ(町田の記事が3つ出ています。)







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