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  • 執筆者の写真石井 力

私のおすすめスポット「江戸東京たてもの園」

更新日:2022年10月12日



江戸東京たてもの園は広い広い小金井公園に隣接する、古い建築の博物館です。明治、大正、昭和の懐かしい建物を移築して来ており、実際に中に入って体感出来るのです。敷地は7ヘクタール、東京ドーム約1.5個分もあり、見学に1日かかります。営利目的では無いのでお弁当&水筒持参できます。何より嬉しいのが入場料が安い事。評判の店に並んでラーメン食べるより安いです。一般400円、65歳以上200円です。が、変更有りかもしれませんのでお問い合わせ下さい。


さて、建物の説明をします。ニッポン人なら老若男女懐かしむ建物ばかりです。昭和生まれの私達が狂喜乱舞して喜ぶのが、昭和の商店街。酒屋さんに荒物屋さん、文房具屋さん他です。色褪せたビールや赤玉ポートワインのポスター、量り売りしてくれた酒瓶┅┅荒物屋さんの亀の子タワシに、鼠捕りのカゴ!!正に浅田次郎ワールド&三丁目の夕日ワールドが広がっております。更に、動きませんが、私が中学2年位迄乗って通学した都電6番(昭和42年に廃止)も有ります。渋谷~新橋間の旧駅名(今は御目にかかれない、霞町、高樹町、内幸町他)の案内板には、思わず涙ぐんでしまいました。同行した友人曰く「子供料金は往復15円、片道7円50銭、まだ銭の世界が生きていたのよ!」だそうです!



あと、私のお薦めは、226事件現場となった高橋是清邸宅です。広過ぎて何度行っても迷子になります。かくれんぼしたら、一週間は見つからない様な広さです。是清翁が凶弾に倒れた部屋には、警察の1、2、3、の目印、遺体の場所を表す白いロープは┅┅┅有りません!!喜ぶのは初老の私達だけではありません。知人の御子様である小中学生を連れて行ったら、昔の銭湯を見て「千と千尋の神隠しに出ている!!」と大喜びしていました。そうなんです。宮崎駿監督は、ここの「子宝湯」を見て「千と千尋の神隠し」を思い付いたそうです。


また、高齢者も泣いて喜ぶ家もあります。今は92歳ですが連れて行った当時80歳だった母は、田舎の茅葺き屋根の家を見て「大東亜戦争中、疎開した新潟のおばあちゃんの家が、こんな感じだった。おばあちゃんに可愛がって貰い、懐かしい」と泣いていました。皆様、御家族で、友達同士で是非とも訪ねてみて下さい。



   

                           富岡道子(S51心理) 

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