小網代湾、御存知でしたか。大河で今ちょっと話題の三浦半島先端の小さな湾です。
この湾の裏手には広大な手つかずの森が広がっていて、2014年、一般に開放されるまでは訪れるのは生態系の研究者ぐらいだったそうです。日本の生態系がこれほど保たれている場所はないのだそうで「奇跡の森」とも呼ばれています。
川の源流域から川に沿って深い森、湿地帯、干潟、そして海までをここを散策するだけで一気に眺めることができます。木道やきれいなトイレができただけで、周囲は自然のまま残されており、2000種類もの貴重な生き物が生息しているそうです。
たとえばアゲハ蝶だけでも5種類いるそうですし、干潟のアカテガニは有名。野鳥も多く冬場はまじかに観察することができます。
県道から入口はすぐで、あとは整備された森の道を緩やかに下るだけ。スニーカーで大丈夫です。
森の広さは明治神宮ぐらいだそうです。お弁当を食べるテーブルも少しですがあります。
森の付近に駐車場はありません。休日ならば渋滞の心配がない電車・バスがおすすめ。
京浜急行「三崎口」駅 下車 ○京急バス1番のりば「油壺」行、または2番のりば「三崎東岡」「三崎港」行に乗車 「引橋」下車 徒歩約5分で入口へ
帰りは海を眺めながら少し歩くとバス停があって、登り道を引き返す必要はありません。
三崎口駅行のバスに乗ります。
三崎口や電車で三浦海岸へ少し贅沢な食事ができます。
三崎のマグロは有名ですが三浦海岸の地魚(おすすめ店:魚敬)は最高です。間違いなくびっくりします。
S55日文 池田有子(横浜市在住)
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